子ども人口、30年連続減少
5月2日総務省は、4月1日時点の子どもの人口(15歳未満)は1693万人で、
1982年から30年連続で減少し、過去最低を更新したと発表した。
また、全人口に対する子どもの割合は13.2%で、75年から37年連続で減少し、
こちらも過去最低だった。
一方、「人口推計」によると、高齢者(65歳以上)の人口は2965万人で、
比較可能なデータとして最も古い50年以降一貫して増加。
また、高齢者の割合は23.2%で、こちらも50年以降連続で増加しており、
少子高齢化の進展を裏付ける結果となっている。
日本の人口が減る、という話が最近よく出てきますが、
子どもの人口はなんと30年連続で減っているんです。
だいぶ前から人口減少の兆候は出ているんですよね。
でも、決定的な施策は打てずにずるずると今まで来ている感じがします。
そろそろ、人口を増やす、ということはあきらめてもいいかもしれません。
人口が減っていく。
そして、高齢者を支える若年人口はさらに減っていく。
という前提で社会保障制度や医療のあり方を抜本的に検討しなおす必要がありそうです。
僕らも、医療業界に携わる者として考えを深めていきたいと思っています。
2011年05月06日カテゴリー:医療全般