社会保険病院は存続の方向へ
政権交代の影響は、確実に出ていますね。。。
朝日新聞の記事によると、
自民党政権下では、民営化(売却)が決まっていた
社会保険病院(53カ所)と厚生年金病院(10カ所)を、公営で維持する方針を固めたようです。
政府は「地域医療推進機構(仮称)」を新設し、病院を管理、運営させる方針。
地域の医療体制を整備する一環として、両病院を公的に存続させるらしい。
ちなみに、
自民党政権下では、売却は決まっていたものの、
実際の売却先が決まっていた病院は、一つもない。
つまり、
独立したら経営が成り立たない病院が、ほとんどだということ。
きちんと運営しないと、コスト(税金)がかさむことになります。
これらの病院は比較的規模も大きく、地域の中で重要な役割を果たしているので
残すのは良いことだと思いますが、それときっちり経営することは別。
上手く経営している病院もあるようなので
そういった病院のノウハウを、地域医療推進機構が上手に広めて欲しいですね。。。
柴崎高聡
2009年09月25日カテゴリー:医療全般