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介護・福祉の就業者、過去最多に

不況による失業者の増加を背景に、介護・福祉の職に就く人が増えているようです。

新聞記事

政府としても、数少ない成長産業であり
かつ人手不足が深刻なこともあるので、
雇用の受け皿として、積極的な支援をする方向とのこと。。。

方向としては、正しい。

ただ、「受け皿」ってなんだかなぁ。。。
と思うのは、私だけでしょうか???

この表現、どうしても介護・福祉を一段下の産業と見ている感じが否めません。

介護・福祉の離職率が高い理由は
(1)給与水準が低い
(2)仕事がハードである
(3)仕事としての認知度、ステータスが低い
ことが、挙げられます。

国の政策(介護報酬の改定)で、
(1)給与水準があがり
(2)人員が充実した結果、仕事の忙しさが緩和される
としても、(3)仕事自体が世の中できちんと認知されなければ、
社員はなかなか定着しない気がします。

政府も、マスコミも介護・福祉で働くことの人を考えるのであれば
もう少し、使う言葉に気をつけていただきたいと思う次第です。

柴崎高聡

2009年10月12日カテゴリー:医療全般