新型インフルエンザ「妊婦は危険」
新型インフルエンザの話です。
よく、「妊婦は危険」と言われています。
が、じつは、事実危ないか?というとはっきりしたデータはないそうです。
日本には妊婦が65~100万人くらいいるようです。
そして、9月時点では、85~125万人近くの発症者がいるようです。
ちなみに、
その中でどれだけの妊婦が新型インフルエンザで入院し、何人が死亡してしまったか?
9月29日時点での答えは入院は7人、死亡者0人。
・「危険」と言われている妊婦なので、とりあえず入院、というのもあるかもしれない。
・「危険」と言われているので、予防を徹底しているから感染しづらいのかもしれない。
などなど。
いろいろと考えられます。
もちろん、妊婦の感染は他の人の感染よりも大変なことは明白なので、
徹底的に守るべきだし、その一環で「妊婦は危険」というキャッチフレーズを
打ち出すのもいいのかもしれません。
でも、意図以上に、そして、必要以上に、
「妊婦は危険」と妊婦は思って日々びくびくしているような気がします。
ま、感染したこともなく、妊婦になったこともなく、
そして医療の現場にいるわけでもないので、
そんな奴がなにを言ってるんだ、という話ではありますが、、、
日々、報道の中で出てくる標語のような言葉をどうとらえるか?というのは、
本当に難しいな、と実感したのでこのことを取り上げてみました。
2009年10月16日カテゴリー:雑談