国公立病院の給与は高すぎる!
今日の日経新聞を見ると、こんな記事が。。。
「国公立病院の事務職員の平均年収は、民間病院の1.8倍」
以前も書きましたが、
看護師・准看護師の給与水準も、公立病院のほうが高い。
ちなみに、公立病院の75%は赤字。
赤字なのに、給与が高いというのは
一般的な感覚からすると、理解しがたいですね。
医業収益(一般企業で言う売上)に対する給与費の割合は
国公立病院→59%
一般病院→53%
簡単に言うと、給与が経営を圧迫をしているわけです。
普通に考えると、給与水準を一般病院並みにすれば
黒字とまではいかなくても、収益がトントンくらいになるのでは?
と、思ってしまいます。
政権が代わって、
「官から民へ」「自由化」といった言葉は、もはや死語のようになりましたが
「国公立だから」という理由だけで、給与が高いのはどう考えてもおかしい。
ちなみに、この調査は厚生労働省が行ったものです。
こういった結果が出たのですから、何らかの形で改善することを期待したいものです。
柴崎高聡
2009年11月05日カテゴリー:医療全般