「親知らず」から始まり、アメリカの「歯」事情で着地…
どうも。看護プロの小林です
先日、仕事以外でクリニックに行ってきました。
それは…歯医者!!
ある朝、出社すると「なんか前歯が押されてるような違和感がある…」と話していると
先輩社員がひとこと。
「それ、親知らずだ!!知り合いに名医がいるから聞いてみようか??」
2分後、当日の診療及び抜歯が決定。(※心構えの暇がないくらいのスピーディーな展開…)
その日の午後には親知らずの抜歯(右奥歯/横向き)を行い、術後は全く腫れませんでした!!
さすが名医!!
っということで今回は、「親知らず」について。
ちょっと調べるといくつか面白いことがあったので徒然と書きたいと思います。
※親知らず:「親知らず」(親不知・おやしらず)とは、前から数えて8番目の歯(第三大臼歯、知歯とも言います)
現代人は猿人から進化していく過程で顎が小さくなっていったが(退化)、それに対して歯の数は減らなかったため、親知らずが生えると顎に入りきらず、結果として激しい痛みや歯並びを悪くする場合がある。
(1) 親知らずの名前の由来
親知らずは20歳前後で生えてくる歯のため、平均寿命が40歳前後だった昔の人たちは、自分の子供の親知らずが生えてくる前に亡くなってしまってこの歯を見ることが出来ない、というのが親知らずの名前の由来だと言われています。
ちなみに現在では20歳前後がちょうど「大学受験・就職活動」の前後に当たる為、俳句の季語にも使われたりするそうです。
(2) アメリカ人は4本同時の全身麻酔が基本
所変わってアメリカの親知らず抜歯事情。米国では痛みがなくても、抜く事が常識とされてます。
しかも…4本同時の全身麻酔が基本中の基本だそうです。
その大きな理由は、米国では害にはなっても、何の役にも立たないからとのこと。。。(まぁ…そうですが)
ここでも思うのは治療費の違い!!
日本では診療報酬の為、全国どこでも総額16,000円前後・自己負担額は5,000円前後(初診料・再診療・投薬量・レントゲン写真料含む)
アメリカでは自由診療の為、個々のクリニックによってことなりますが、相場として
1本簡単な物で300-400ドル、難しいのは700-800ドル。更に追加で全身麻酔で+500-1,000ドル
平均総額1,250ドル(=112,500円)
…高っ!! 7倍近い費用差が…
アメリカではいわゆる健康保険だけでは歯医者の治療費はカバーされず、歯科治療用の健康保険に別に加入する必要とのこと。会社によっては歯科治療用の健康保険が無い場合もあるようで、そのときは全額自己負担。
※親知らずの話から、アメリカの歯事情に話が逸れてきましたが…このまま今日は突き進みます!!
そういえば、アメリカって「歯」にお金をかけているイメージありませんか?
矯正・ホワイトニング治療・歯を白くする歯磨き粉・塗り薬などなど
きっと「歯」に関する広告も大量に露出されているから、
次第に自分の歯並びの悪さがコンプレックスに思いはじめてくるのだろうなぁ…と
そんな絵が浮かびます。。。アメリカに住んだら、自分もホワイトニングとかすると思います。w
親知らずの話からだいぶ逸れてしまいましたが、
今後は、「医療制度」及び「数多く行われている医療はなんなのか?」っという諸外国との違いを
調べていきたいと思います。。。では!!
2009年11月30日カテゴリー:医療全般