病院・開業医の倒産
全国の病院と開業医の今年の倒産件数が11月時点で49件になり、過去最悪を記録(帝国データバンク調べ)。
49件を医療機関別に見ると、診療所が26件で、歯科診療所14件、病院9件。
2006年度のマイナス3.16%という診療報酬改定の影響で、
2007年の倒産件数は病院18件を含む48件と過去最悪だったが、今年は既にそれを上回っている。
これまで過去最悪だった2007年の倒産件数は、
診療所19件、歯科診療所11件だったが、
2008年にはそれぞれ18件、10件と微減。
それが今年に入って急増し、診療所の倒産件数は7月時点で既に2007年を上回った。
僕らも病院に訪問する中で思うのは、うまく経営できているところとそうじゃないところの差が大きくなっている、ということ。
いいスパイラルに入っている病院とそうじゃないところは行けばなんとなくわかります。
電話ひとつの対応でも見えてくるものがあります。
結局、普通の企業と同じで、「理念」がしっかり浸透して実践されているところは強い。
そんな気がします。
株式会社ローザス 白土
2009年12月14日カテゴリー:医療全般