ローザス医療ニュースブログ


勤務医の労働環境

こんな記事がありました。

「全国医師ユニオンと全国医師連盟(全医連)は
1月24日、第1回医療労働研究会を都内で開き、
全医連の黒川衛代表が病院勤務医の労働環境について
「非常事態宣言でも出したいような状況」だと指摘した。」

私の友人の医者もかなり忙しいみたいです。
みんなで集まる会合にも時間通りに来れたことはほぼありません。

なんだか、それは当たり前な事になってましたが、
よく考えるとおかしいことかもしれませんね・・・

たしかに
アメリカの医療サポートチームの充実度を伝える記事
(医療事務も24時間体制だったり、看護助手の充実度だったり)

日本の勤務医と開業医の年収の差を伝える記事
(日本だけが開業医の年収>勤務医の年収となっている)

日本の医療費のGDP比率は低いと伝える記事
(日本は10%以下。アメリカは15%以上)
などが氾濫しています。

医者の人数を増やす!といっても、すぐに増やすことは出来ない。
なので、医者、看護師、コメディカル、看護助手、医療事務などの
業務をうまく再配分することが必須です。

きっとそこには大きな利権が絡んでいるんでしょう。
誰も手を出せない。
そんな状態にあるのでしょうか?

そこにある問題は誰もが気づいている。
でも、取り組みとして大きな動きになっていかない。

日本の様々な場所に似たような現象が起きている気がします。

今日は単なる嘆きでした・・・

株式会社ローザス

2010年01月29日カテゴリー:医師