看護職ワーク・ライフ・バランス推進フォーラム
こんにちは、看護プロの桑原です。
お天気、すっきりしませんね><
週末は晴れるといいですね~♪
さて・・・
今日は、
2010年看護職のワーク・ライフ・バランス推進フォーラム
~病院経営の安定と改善に向けて~
というフォーラムへ参加してきました。
日本看護協会が主催です。
<フォーラムの要点>
1、そもそもワーク・ライフ・バランス(WLB)って何?
2、WLBを実現することによって満足度が高まり、高いパフォーマンスが発揮できる。
3、WLBの具体的な取り組み方
<詳細は・・・>
1、
WLBとは働く人全て(女性や育児する方のための制度という認識が強いようですが)の仕事と生活の調和であり、さまざまな生き方・働き方が選択・実現できる社会を目指すこと。
特に女性は、結婚・出産・育児というタイミングで働くことが困難な時期がある。
労働人口の減少が叫ばれる中で、労働力の獲得には女性や延長雇用等が必要となる。
そのために、WBLを実現する必要がある。
2、
WLBの実現によって…
・働くことへの満足度が高まる
・仕事への意欲がわく
・高いパフォーマンスを発揮できるようになる
・会社としての経常利益も向上
という図式ができる。
例えば時短勤務の導入や産休・育休の充実などは一見コストがかかるように思える。
が、実際に採用・研修・残業手当等のコストを考えるとトータルコストでは安いということがわかった。
さらに定着率UP、クチコミでの採用等のプラスの影響もある!
3、今回は、
・岡山旭東病院院長 土井章弘氏
・福井県済生会病院副院長・看護部長 大久保清子氏
がパネリストとして一例をお話いただいた。
どちらにも共通していたのが、
・時短勤務導入
・キャリアアップ支援(認定看護師等)
・非常勤の採用UP
という点。ともに現場での満足度は高く、仕事と家庭の両立ができるスタッフが増えたそう。
退職者数も減り、クチコミでも採用できるようになったとのこと。
改めてWLBについてじっくり考える、いい機会となりました☆
みなさんも、ご自身の病院での働く環境を今一度振り返られてみてはいかがでしょうか◎
株式会社ローザス
桑原
2010年02月11日カテゴリー:看護師