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外国人看護師の受け入れは失敗に?

看護プロの柴崎です。

以前もこのテーマで書きました。

インドネシア人看護師・介護福祉士の受け入れは、2008年から開始され、
2年間で看護師候補者400人、介護福祉士候補者600人の計1000人を受け入れる予定。
実際には、570人しか来日していません。

今年は500人の最大枠に対して、そもそも日本側の求人は141人分のみ!
当然、全員の枠が埋まるとは限らないので、実質はこれより少ない数になる。

要は、まったく機能していないわけです。

そんな事業に、厚生労働省は
09年度予算8299万円の約10倍にあたる8億6925万円を計上。

本当に意味あるのか?

しかも、厚生労働省の担当者は
「労働市場に影響を与えない範囲で特例的に受け入れるというもの」とした上で、「増やさなければいけないということではない」と話している。

つまりは、本気ではやっていません。
ということ。

それであれば、なぜ予算を10倍に増やす必要があるのか?

辻褄が合わない。

何のためにやっているのか、目的をはっきりして欲しい!
でないと、税金の無駄遣いになります。

2010年02月19日カテゴリー:看護師