ローザス医療ニュースブログ


公益法人も仕分け対象に

こんにちは。
看護プロの柴崎です。

昨年、ずいぶんと議論を巻き起こした「事業仕分け」。

今度は「公益法人」を対象に行われるそうです。
いわゆる、「天下り先」として
それほど意味のない事業が行われていないのか、チェックする。

候補50法人が発表されました。

厚生労働省管轄の医療領域で対象となっているのが
「医療機器センター」。

なにをやっている法人かというと
・医療機器製造業責任技術者講習会
・医療機器修理業責任技術者講習会
・高度管理医療機器、特定管理医療機器販売及び賃貸管理者講習会
・コンタクトレンズ販売営業管理者講習会
・臨床工学技士試験の実施に関する事務を行うこと
等が主な仕事です。

要は、厚生労働省が作った管理者資格に対する講習会をしているわけです。
おそらく厚生労働省から丸投げなのでしょう。

この資格にどの程度の難易度と、意義があるのかは不明なので
いったんここでその話は省きます。

ただ、HP(→こちら)の作りを見ると
法人としてのやる気があまりないことは伝わってきます。
ユーザー視点から見ると、なかなかひどいHPな気がします。

特に以下2点。
(1)検索エンジンでこのHPを検索→左側のインフォメーション項目を選んで、各ページに飛ぶ→前ページ戻るため左上の「←」をクリックする→検索エンジンのページに戻る。

分かりづらい説明ですが、HPの中を見ていると何回も検索エンジンページに戻されるのです。
普通、サービスサイトはできる限りサイトを見てもらいたいので、絶対にこんな作りにはしません。
サイトを作っている人の技術レベルが低すぎるのか、
あまりにも適当に作っているかのいずれかです。

(2)サイトの一番上部に「訃報」が出てくる
これもありえません。仮にも公益法人。
オーナー企業の社長ならまだしも、公益法人なのになぜ?

何千人も受ける「コンタクトレンズ販売営業管理者講習会」の告知よりも
一個人の訃報が上とは。。

HPを見るだけでも、
仕事に対する熱意低さと、モラル(社会常識?)欠如を感じてしまいました。。

2010年03月11日カテゴリー:雑談