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常勤看護職の離職率が5年ぶりに減少

2008年度の常勤看護職員の離職率は11.9%で5年ぶりに減少!

そんな発表が、日本看護協会の

「2009年病院における看護職員需給状況調査」

の結果速報で明らかになった。

看護基準別の離職率は、

「15対1」:11.8%、「13対1」:10.9%、「10対1」:10.7%、「7対1」:8.3%

これは、納得感ありますね。

強い病院がどんどん強くなる。

その構造がますます強くなっています。

また、立地別では、

「政令指定都市・東京23区」:常勤看護職員14.6%、新卒看護職員9.5%

「過疎地域」:常勤看護職員8.2%、新卒看護職員6.4%

これもイメージどおり。

たくさん病院がある地域では「選択肢」があるので、離職率が増えるのでしょう。

ただ、全体として、離職率が減った理由は、よくわからない、というのが

看護協会の発表でした。

なんとも寂しい感じです。

せめて、仮説を出して欲しい気がします。

・病院の淘汰が進み、強い病院が相対的に多くなった。そのため、自然と離職率が減った。

ただ、この仮説だと、そもそも病院が潰れてしまうと、自然と離職することになるので、

おそらく違いますね。

・ホワイトカラーの転職不況の影響が少なからず影響した。

なぜ影響したのかはよくわかりませんが、新聞や世の中の論調でそういうように看護師さんも

感じ、その結果、離職率が減った、というのはあり得るかもしれません。

いろいろと考えられると思いますが、

少しでも、離職率が減っていくように僕らも看護プロとして頑張っていきます。

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2010年03月18日カテゴリー:看護師