ローザス医療ニュースブログ


看護基準7対1の弊害?

こんにちは、看護プロの野澤です。

先日(3月23日)の毎日新聞に、

<日本鋼管病院>診療報酬過大受給か 育休看護師ら「常勤」

という記事が載っておりました。

記事にあるように、2006年の診療報酬改定により、看護師の数が医療機関の収入を変え、病院経営に直に影響を与えるものとなりました。

しかし、看護師の総数が突然増えるわけではないので看護師を囲える「勝ち組」とその結果、選ばれない「負け組」に別れています。

そうした結果、看護師を集めきれない病院では、今回のような不正(まだ確定はしていないようですが・・・)が発生してしまうのでしょう。

限られたパイを奪い合う中、こうした病院とは異なり多様な看護師を受け入れ様々な取り組みを行い、多くの看護師をひきつける病院があることもまた事実。

下手なテクニックに捉われることなく、正当に自らの魅力を高めることで看護師をひきつける病院を改めて応援させて頂きたいと思いました。

2010年03月24日カテゴリー:医療全般, 看護師