本屋で感じたこと
こんにちは。看護プロの柴崎です。
「医療ニュース」といっても、今日は軽い話題です。
最近、本屋をウロウロすると
「医療」系の小説がやたらと多い気がしませんか?
私だけでしょうか。。
少し前なら
「チームバチスタの栄光」のはじめとする、海堂尊さんの作品群。
ここ最近では、
6月に映画化される大鐘稔彦さんの「孤高のメス」シリーズが目につきます。
そういえば、テレビでもつい先日まで「コードブルー」が放送されていました。
こういった作品の舞台となるのが
「救急医療」や「手術」といった、緊迫した現場。
考えてみれば、ドラマチックで非日常的なだけに小説にはしやすいのでしょう。
ただ、日本全体でみると、こういった医療の割合は少ないはず。
気になってデータを調べてみると、
日本においては、65歳以上の高齢者にかかる医療費が、全体の50%を超えています。
しかも高齢化の進行に伴い、この割合は年に0.5%以上のペースで拡大しているのです。
2020年には、60%近くになるのでしょうか?
ちなみに、高齢者の人口に対する割合は20%程度。
こうしてみると、高齢者の医療がいかに日本で大きな割合を占めているのかが分かります。
だとすると、救急・手術と言った分野だけではなく
療養や介護を舞台にした、小説・ドラマも続々と生まれてくるのでしょうか?
そういえば、昨年(一昨年?)みた
「ディア・ドクター」は、過疎化の進んだ村のドクターの話でした。
僕が気づいていないだけで、作品はありそうですね。
2010年04月04日カテゴリー:雑談