新研修医制度に関してのお話
2010年になって、早2週間経過ですね。
今年はじめてのブログ担当です!
今年も、よろしくお願いいたします★
さて、今日は新研修医制度に関してのお話です。
少し時間は経ってしまいましたが、9月に2010年4月入職の研修医のマッチング結果が公表されました。
新研修医制度に以降して2回目のマッチング。
今回は前回の結果を受けて、大幅改善した県も見られるようです。
結果をご覧いただければ一目瞭然。
都心部の東京、神奈川はやはり人気ですね。
が!!
同じ都心部である埼玉が異様に定員に対しての数値が低いんです。
ちょっと不思議ですよね?
なぜか・・・
調べてみると。。。
実は埼玉県(千葉も同様ですが)は、医学部の定員も少なく、
養成自体が効率良く行えていないんです。
その少ない人数に対して、県民は多い…
つまり、医療にかかる人も多い。。。
果てに医師は忙しい!!
という方程式も成り立ち、実際には離職率も高いのが現状のようです。
これらを改善するためにも、一番大切だと考えられるのは・・・
やはり地元(埼玉県内医学部卒)の医師をしっかり養成していくこと。
それが県内の採用につながると考えられております。
が、簡単に定員を増やせば良いという話でもないんです。
1人あたりの医師を養成するための公的負担は年間約1000万円!!
1人あたりですよ。
そう思うと、厳しい厳しいといっている地方財政からどうやって医学部の定員を増やしましょう。
でも…
鶏が先か・・・
はたまた卵が先か・・・
医師不足の問題は、解決にはまだまだ問題山積みということが伺えますね。
株式会社ローザス
2010年01月13日カテゴリー:医師