「高度専門看護師」の創設!?
こんにちは。小林です。
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「高度専門看護師」の創設を提案―看護大協議会が声明
日本看護系大学協議会(会長=中山洋子・福島県立医科大看護学部長)の高度実践看護師制度推進委員会はこのほど、「高度専門看護師資格制度の創設」に関する声明を発表した。日本看護協会が認定している専門看護師の教育内容を拡充した上で、これを修了した看護師を「高度専門看護師」とする新たな資格制度の創設を提案している。同協議会では、年度内のアクションプラン作成を目指すとしている。
新設される「高度専門看護師」の資格難易度を既存の資格と比較すると
「高度専門看護師」>「専門看護師」(301名)>「認定看護師」(5,762名)
となるので最高難易度の資格となります。
その為、高度専門看護師資格を取得する方は
50名弱ではないかと想定されます。
現状、既存の資格(専門看護師・認定看護師)を持っている看護師さん達の
「職場内での役割」が不明瞭な為、
今回資格創設とセットで各資格保持者の「職場内での役割」を
併せて検討して欲しいです。。。
ちなみに専門看護師と認定看護師との違いはざっというとこんなカンジ↓↓
※かなり簡単に箇条書きしています。。。ご容赦を。詳細はココ。
・専門看護師は特定分野の看護学を向上させることが目的、認定看護師は特定分野の看護ケアを向上させることが目的
・専門看護師は大学院修士課程が必要、認定看護師は半年の勉強が必要(最終学歴についてはとくになし)
・専門看護師の数は301人程度、認定看護師の数は5,762人程度
※現状、認定看護師の資格を持っている人が約0.7%(143人に1人)
・専門看護師は9つの分野があり、認定看護師は17の分野がある
・専門看護師と認定看護師の役割でかぶっているのは、「実践」「相談」
・専門看護師と認定看護師の役割で名前は違うけど似てるのは「教育(専門)」と「指導(認定)」
・専門看護師にあって、認定看護師にない役割は「調整」「倫理調整」「研究」
株式会社ローザス 小林
2010年01月25日カテゴリー:看護師