ローザス医療ニュースブログ


社会保険病院は売却へ

こんにちは
看護プロの柴崎です。

看護師の方とお話していると
安定している病院として、まっさきに声が上がるのが「公立病院(県立、国立等)」。

その次に続くのが、
大学病院、企業病院、厚生病院、社保病院等。

しかし、これはもう過去のもの。
このうち、厚生病院、社保病院は
独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構(RFO)が運営を担っています。

この機構の目的は、「年金福祉施設等を整理合理化する」こと。
つまり、厚生病院・社保病院を民間に売却すること。
今年9月には、この機構が解散することが決定しています。

なので、機構は施設を売却することに必死。

ただ、財務体質が極度に悪化している病院が多いせいか
買収に乗り出す病院は少ないようです。

売却できない場合は
独立行政法人でいったん病院を引き受けることになるようですが、
最終的にはどうなるのでしょうか?

現場で働く医療関係者、
なによりも患者の方に混乱を招かない形で、解決されることをのぞみます。

2010年03月19日カテゴリー:医療全般