看護師にもグローバルの風!?
こんにちは。
看護プロ野澤です。
今日は朝8時頃にNHKをつけたら、
外国人看護師としてきているフィリピン人の方とそれを受け入れている病院側
との奮闘とその成長の姿をドキュメンタリー風に流している番組をやっていました。
この方々です。
現在の制度としては、
・看護師候補者で国家試験に合格したのは、254人のうちの3人と極めて低確率
・来日後6か月間の日本語教育を受けてはいるものの、その後の実践的な教育が病院に丸投げされていると相次ぐ批判
・3年間で不合格ならば強制的に帰国
などなど問題点が多々指摘されている制度となっています。
とはいえ、実際に合格したフィリピン人看護師の奮闘しながらも日本の医療を必死で学ぶ姿。そして、そうしたスタッフの気持ちを大切にし、負担を感じながらも必死に育てようとする病院の姿。
両者の姿を見ていて、まだまだ改善点は多々あるもののその改善点をクリアしていけば
革新的な取り組みになりうるのではないのか?と思いました。
今後、この日本という島も日本人だけで生活するには限界を迎え、海外に出ていかなければいけないし、海外から多様な人を迎え入れていかなければ、国としての競争力を高めることはできないはずです。
あまり他の業界の血を入れることがない医療業界だからこそ
多様な血を取り入れ、奮闘することで新たな力が生まれるのではないかと思いました。
私もいつかフィリピン人の看護師さんを担当する日がくるのではと楽しみにしております。(笑)
2010年05月19日カテゴリー:看護師