ローザス医療ニュースブログ


手術室にiPad!

看護プロの柴崎です。
暑い日が続きますね。。

日経メディカル(http://medical.nikkeibp.co.jp/)の記事を呼んでいると、驚くべき記事が!
「手術室でiPadを使ってみた」。

記事の書き手は、
済生会栗橋病院副院長の本田宏氏。

説明によると
「患者さんのCT画像から再構築した3D画像を手元で参照することで、気管、肺動静脈の位置関係を明確に把握でき、より安全で的確な切除手術が行えます。」

とのこと。
なかなか近未来的な感じがしますね。

iPadを使用したとしても残る、大きな問題が「接触」です。
どんなに便利になっても、iPadを操作する際には、
・オペの器具を手放す
・他の誰かに、操作をしてもらう

ことのどちらかが、必要になります。
前者は、スピード・衛生面で問題が発生しますし
後者は、とっさの操作や、集中力(煩わしさ)の問題がありそうです。

しかし、これすらも解決できる技術が開発されています。

先日、「日立 uVALUEコンベンション2010」に行ってきました。

日立が開発している、近未来技術を紹介するイベントなのですが
その中で、「非接触」で画面を動かせる技術がありました。

iPadに触れずに、画面の前で手を動かすと、画面が動く技術。
こりゃすごい。
実演を見ていると、不思議な気分に。

これが、商品化されたらオペの現場も変化するのでしょうね。

2010年08月03日カテゴリー:医療全般