要支援・要介護の世帯、独居が初の25%を超える。
7月12日、厚生労働省が発表した「2010年国民生活基礎調査」によると、
要支援もしくは、要介護の高齢者がいる世帯のうち、
一人暮らしの「単独世帯」が初めて25%以上を占めたことがわかった。
2001年には15.7%だったのが、2010年には26.1%になっています。
ちなみに、三世代世帯は2001年32.5%から2010年22.5%になっています。
そして、核家族世帯(夫婦のみ)は2001年29.3%から2010年31.4%となっています。
これは、何を意味するのでしょうか?
この10年間でも、かなりのスピードで独居化が進んできていますが、
今後、もっと凄い勢いで増えていく、ということです。
西澤寛俊・全日本病院協会会長が7月14日の
「国際モダンホスピタルショウ2011」のセミナー講演で
「来年4月に予定されている診療報酬と介護報酬の同時改定では、
訪問看護とリハビリテーションの評価の見直しが目玉になる」
とおっしゃっていましたが、間違いないですよね。
どの程度の変更になるのか、気になるところです。
それにしても、日本は大きな危機が目の前にある、というのに
本当に、いろいろなことが変わらないですよね。
病院求人なら看護プロ 白土卓志
2011年07月18日カテゴリー:医療全般