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ヒヤリ・ハット事例と看護師転職

こんにちは。看護プロの小澤です。

日本医療機能評価機構は30日、
医療事故につながりかねない「ヒヤリ・ハット事例」の報告が、
昨年1年間分で529医療機関から56万24件あったと発表しました。
(日本医療機能評価機構は中立的・科学的な第三者機関として
医療の質の向上と信頼できる医療の確保に関する事業を行う公益財団法人です。)

この報告書の中で興味深かったのが「当事者部署配属期間」のデータです。
部署配属後の件数では、看護師と医師ともに3年目から数がググっと下がっています。

また、ヒヤリハットの要因を見てみると、
「当事者の行動に関わる要因(確認を怠った、観察を怠ったなど)」と「ヒューマンファクター(知識不足、技術不足など)」
のヒトの要素だけで6割程度もあります。

つまり医療従事者が2年間以上は同じ職場で働いていることで、
医療事故の起こる確率を減らせる
ということになります。

看護プロとしても、「長く働ける場所」をモットーに看護師さんの転職のお手伝いをしています。
長く働ける場所をお探しすることで、医療事故を減らすことにも貢献できる―
そう自覚して改めて頑張っていきたいと思います。

看護師求人看護プロ

2011年08月31日カテゴリー:医療全般