社会保険病院、厚生年金病院の利益が10倍に!!
こんにちは。
看護プロの野澤です。
本日の日本経済新聞に「社会保険病院、厚生年金病院の利益が昨年度の10倍に!!」という記事がありました。
公立系といえば、赤字垂れ流しのイメージがあったので、この記事はとてもびっくりしました。
(自治体病院はまだまだそのイメージのままの所が多いようですが。。。)
黒字の要因となったのは2010年度の診療報酬改定で救命など急性期にかかる医療費が上がる用に見直されたためだそうです。
それにも関わらず、実際、赤字の病院数は52ヶ所の中で19ヶ所と前年度と変わらず…ということで状況はあまり改善されてない所もまだまだ多いみたいです。
赤字病院の詳細を見てみると、やはり大きな要因になっているのは「人件費」と「設備投資費」が黒字病院よりも負担になっているようです。
今回の記事を通じて、やはり、「診療報酬改訂」のインパクトは大きいのだな、
そして、やはり、これからの病院経営においては、「お金」や「設備」でスタッフを集めるのかだけではなく、「働きやすい環境の整備」に投資することでコストを抑えながらもスタッフの働きがいを引き出す、そんな「人」重視の方針こそが重要なんだな、と改めて思った次第です。
そうした努力をされている病院さんを1つでも多く、見つけ出し、皆様にご紹介していければと思っております!
2011年09月02日カテゴリー:医療全般