ローザス医療ニュースブログ


介護業界に教育を!

こんにちは
看護プロの柴崎です。

どんな会社であれ、
新しい人を受け入れる際には、
新卒・中途を問わず、研修をするものです。

・会社の成り立ち、理念、ルール
・業務内容、マニュアルの説明
等々

教えてもらったことを実践し、
先輩・上司からフィードバックを受けて
より質の高い仕事ができるようになっていく。

これ、当たり前。

ただ、世の中には当たり前なことが当たり前に行われないケースがよくあります。

介護労働安定センター

資料を見ると、衝撃的な結果が。
新任研修を受けていない 40.8%!

研修がほとんどないのであれば
・正しい知識を得ることができない *介護未経験の方も多いはずです。
・なにをすれば良いのか、分からない
・仕事に対して誇りを持つことができない
わけです。

介護は、医療同様に専門知識が必要な仕事です。

かつ、労働集約的な仕事であるために
働く人のモチベーションを高く保つことが重要です。
そのためには、継続的な教育や理念が非常に大切。

新任教育を受けていないと言うのは
スタートの段階で、それが全くなされていないことを意味しています。

これじゃ、離職率高くなるのも当たり前ですよね。

40%が新任教育を受けていないとなれば
個別事業者の問題ではなく
業界全体としての問題と捉えたほうが良いでしょう。

早急な改善を望みます。

2010年05月28日カテゴリー:医療全般