自殺者:14年連続3万人超
こんにちは、桑原です。
秋田祭りのようで、かまくらを作っていた模様です。
冬を感じますね~
さて先日11日のニュースで、こんな記事が。。。
昨年1年間の全国の自殺者は3万513人だったとする速報値を発表した。3万人を超えたのは98年から14年連続だが、10年の3万1690人を1177人(3.7%)下回った。
ということで、、、
多少減少はしたものの依然として3万人は超えています。
平成22年の国勢調査によると、国民総数は1億2805万7352人。
毎年0.2%の人の自殺があるということ。
そして男女別では、男性が2万867人、女性は9646人で男性が全体の7割近くを占めている。
また震災関連で、震災を直接の理由にした方は49名。
記事もあるように、今後数が増えてしまう可能性もあるということ。
確かに毎年のように『増加』『3万人超え』などと、
一向に快方へ向かわない現状。
昨年末横浜カメリアホスピタルの理事長が著者の、
『爆弾精神科医』という本を読んだ。
今までの精神科にはない取り組みを…ということで、
地域に根ざした精神科、児童思春期精神科を徹底的に取り組み、
急性期精神科からうつ精神科医療からの社会復帰支援をするという内容だった。
これだけの自殺者がいるということで、
精神科が担う今後の役割はもっともっと大きなものになるのではないか。。。
と、切実に感じた次第。
精神科も急性期から小児にモチロン力を入れているところもあれば、
慢性期、認知症などと精神科も今は幅広い分野が確立されている。
ということは、今後は自殺者減少へのてこ入れとして
自殺対策へ直結する新しい分野が、今後確立されていくことを望みたいものです。
2012年01月13日カテゴリー:医療全般