精神障害者の雇用義務化へ
こんにちは。
看護プロの柴崎です。
今日は、もう夏を感じさせるような暑さですね。
汗っかきには、つらい季節になってきました。。
本日の朝日新聞によれば
厚生労働省は、「企業に対して、精神障害者の雇用義務化」に動くようです。
従来は
障害者の範囲は身体、知的に限られていましたが
そううつ病や統合失調症などの精神障害者を加えることになるそうです。
法案についてはさておき、
この表を見ると、精神障害者の増加スピードには驚かされます。
2002年⇒1万人以下
2011年⇒5万人程度
身体障害者は横ばい、知的障害者はやや増加にとどまっていることを考えると
この増加は異常に見えます。
その理由については、意見が錯綜しているようで
1.精神病が認知されてきたため
⇒昔は、精神病でも家族なりが恥ずかしがって、受診をさせなかった
2.世の中のストレス要因が増加したため
3.精神科医が、安易に「精神病」認定をするため
3.は「さすがに、そんなことはないだろ。。」と思ってしまいますが
いくつかの要因が、絡み合った結果なのでしょう。
ただ、どのような要因であれ
障害者の数が増えることは、
個人にとっても社会にとっても望ましいことではないので、
この増加に、ブレーキがかかって欲しいところですね。
看護プロ
柴崎
2012年06月14日カテゴリー:医療全般