働き盛り世代の「介護離職」
こんにちは。ローザスの小澤です。
とても寒くなってきました。
すでにヒートテックにダウンという重装備の私、
これ以上寒くなるとどうしようもありません。
どうかこれ以上寒くなりませんように!
さて、本日は「男性による親の介護」のニュース。
日経新聞にて「仕事と介護の板挟み 働き盛り世代の『介護離職」』」
のタイトルで記事が載っていました。
働き盛りの40~50代の多くが直面する親の介護。
特に仕事中心できた男性は戸惑いが大きいようです。
介護を理由に離職する「介護離職」も増えているとのこと。
仕事と介護の板挟みに直面した男性たちの葛藤をこの記事ではレポートしていました。
たしかに
「少子高齢化+親の面倒は子がみるという文化
=男性による介護」
の方程式になりそうです。
これまでの男性が家庭に関して取り組む内容として
「家事(結婚)」「育児(出産)」などはメジャーになってきましたが、
今後は「介護(親の病)」も含まれてくるのでしょう。
イクメンではなく、カイメンという言葉が流行るかもしれません。
私自身の将来を考えても、
・私設の老人ホームは高い
・公的なホームはいっぱい
・じゃあ在宅かとなるが、それじゃやっぱり不安
と思います。
不安だから介護に専念しようと会社を辞めようとする気持ち、
なんとなくわかるような気がします。
会社にも迷惑をかけたくないと思うでしょう。
でも仕事をしなければ、経済力のない人以外、
そもそも食べていけません。
総務省の就業構造基本調査によると、
2006年10月~07年9月の介護離職者数は14万4800人。
これは離職者総数の2%ということで、それほど多くないように見えます。
けれど、実際はもっと多くいるとの専門家の意見もあります。
今後増えていくと社会問題にもなってしまいます。
今年度7月から従業員による「介護休暇」の取得が、従業員100名以下の会社にも義務付けられました。
しかし、単に1年に5日や10日の休みをもらえただけで解決することはないですよね。
自分自身で解決のために、知識を得て、考えて、対策していくことが、
きっと必要なんだと思います。
長く仕事と家庭を両立するためには、
男性も、いろいろ出来るようにならなければいけない時代なんですね。
株式会社ローザス
2012年12月12日カテゴリー:医療全般