看護学部の定員は20年で30倍!!
こんにちは。
看護プロの柴崎です。
1992年に国が看護系大学の整備指針を出して20年が立ちます。
その間、学校数は20倍、入学定員に至っては30倍へと、急激にその数を増やしています。
今日はその背景に関して、いくつか。
■大学側の理由
・少子高齢化で他の学部は定員割れする可能性がある中、看護学部は定員割れの可能性がほとんどない
・医療、看護の高度化に伴い、身につけるべき知識が増える中、3年間では短すぎる
・系列の大学病院に送り込むために、学生を多く抱えておきたい
■学生側の理由
・不景気の中でも、安定した職業につきたい!
こんなところでしょうか?
少子高齢化の影響で、最近では潰れる大学もあります。
大学側からすると、「定員割れがない=きちんと収益が確保できる」わけです。
実にありがたい学部ですね。
大学に限らず、専門学校もいくつかオープンする予定です。
具体的な病院名は下記の、とおり。
札幌保健医療大学(北海道)
水戸メディカルカレッジ(茨城県)
土浦看護専門学校(茨城県)
共立女子大学(東京都)
創価大学(東京都)
東京医科大学(東京都)
至誠会看護専門学校(東京都)
関東学院大学(神奈川県)
横浜未来看護専門学校(神奈川県)
湘南看護専門学校(神奈川県)
大垣女子短期大学(岐阜県)
常葉大学(静岡県)
関西国際大学(兵庫県)
出雲医療看護専門学校(島根県)
人口が多いせいか、関東が圧倒的に多いようです。
早く卒業生が活躍して、「看護師が足りない!」という状況が解決されることを期待しています!
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2012年12月14日カテゴリー:看護師