医療は成長産業か?
こんにちは。
看護プロのローザスです。
ムシムシとした日が続きますね。。
体がぺたぺたして気持ち悪いです。
病院に訪問すると、
様々なフリーペーパーや、病気に関するチラシ(?)が置いてあります。
病院の規模にもよりますが
多いところでは、50種類くらいの冊子が手に取れるようになっています。
一番、多いのは
「訪問看護」「有料老人ホーム」の類。
今回目についたのは、「ロハス・メディカル」というフリーペーパー。
特定の疾患に関するものではなく
医療に関する、さまざまなテーマを取り上げています。
今月のテーマで言うと
・不規則な生活はなぜ悪い
・医療は本当に成長産業になるのか
・診療報酬改定でどうなる?
・あなたにオーダーメイド医療を
患者向けの記事と、医療従事者向けの記事が混在しているので
誰にターゲットを絞っているのか、
少し疑問が湧きますが、
それぞれのテーマは、なかなか興味深い。
特に、「医療は本当に成長産業になるのか」は
九州で行われた公開シンポジウムを、まとめたもの。
「日本の医学は一流だが、医療は三流だ」という指摘には、驚かされました。
日本では、規制が強いため最先端の医療行為ができない現状がある一方で
お隣の韓国では、特定の大学病院などで
最先端の治療技術がドンドンと取り入れられているそうです。
しかも、財団がバックについているので
資金的な問題もなし。
個人的には、
医療ツーリズムは、新しい産業になりうると考えていましたが
現状を見ると、まずは競争のルールを整えないことには、
競合国に勝つのは難しそうですね。
2010年07月06日カテゴリー:医療全般