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精神病の薬マーケット

富士経済が7月5日に調査結果を発表した。

潜在患者が非常に多く要治療患者に医療機関を受診させる機会を増やす取り組みが国によって進められてい
精神神経疾患治療剤市場が、2009年4324億円から、18年には29.3%増の5589億円にまで拡大する。

2009年に占める比率が最も高かったのは統合失調症治療剤で、29.6%の1280億円。

18年にはこれが1870億円にまで拡大すると予測されている。

この次は、抗不安薬・睡眠導入剤の1051億円。

睡眠障害や不安障害などの潜在患者が多く、今後も患者数が微増すると予想しており、18年は1305億円を見込んだ。

また、高齢化に伴い、脳疾患治療剤市場は09年の1525億円から、18年は99.3%増の3040億円にまで拡大すると予測。

エーザイのアルツハイマー型認知症治療薬「アリセプト」は、後発品や競合新薬の発売で激しい販促活動が予想されるとした。

さらに、多発性硬化症治療剤市場の09年は78億円。

現状はインターフェロンβ(注射剤)が治療薬の中心であるものの、田辺三菱製薬とノバルティスファーマが

共同開発している経口治療薬が、患者の身体的負担が少ないことから、市場の中心になると予測した。

厚生労働省の統計では患者数が年5%以上増えていることなどから、18年の売上高は214.1%増の245億円を見込んでいる。

残念ながら、イメージとそんなにずれていない感じがしますよね。

薬に頼らない、予防的な発想ももっともっと大切になってくるはず。

そこで、僕は「農業」というカテゴリーに注目しています。

そういうプレイヤーも少しずつ出てきていますが、まだまだ少ない状況です。

この分野に限らず「予防」の概念はますます重要になっていくはずです。

対処療法では、もうお金が回らないためです。

このマーケットも見逃せません。

そして、最後ですが、今の中国には精神病とアトピーの患者さんが殆どいません。

でも、残念ながら、これから爆発的に増えていきそうな予感がありますね。

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2010年07月06日カテゴリー:医療全般