健康保険は大幅な赤字・・・
こんにちは
看護プロです。
本日は日経新聞に載っていた記事より。
私たちが当たり前のように入っている健康保険が、
2009年度決算で大幅な赤字とのこと。
理由は、高齢化で医療費が増え続けている為とのことですが、
財政悪化を理由に解散に踏み切る健保組合が後を絶たないらしく
1990年代初めのピーク時と比較すると2割減っているとのことです。
なんとも不安になってしまう記事・・・
この事態に対し、厚生労働省は、
特に財政が深刻な協会けんぽ(中小企業の会社員の方が加入)に対し、
救済策として健保組合と共済(公務員の方が入っている)に
資金拠出を求め、強引に通したとのこと。
うーん、なんだか解決策になっていないような気もします。
そんな中、医療費削減の取組み事例も紹介されていました。
例えば、健保組合は将来の医療費を抑えることを目的として、
40~74歳を対象に生活習慣病などを予防する為にメタボ検診を行ったり、
東京電力の健保組合はいち早く価格が安いジェネリック(後発医薬品)の普及に乗り出し、
3年間で3億強の医療費を削減に成功したとのこと。
ただ単純に、保険料を引き上げたり、資金の調整をするだけでは
おそらく根本的な問題は解決せず、
重要なのは、紹介されていた事例のように
何にどう使うかってことなんでしょうね。
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2010年07月07日カテゴリー:医療全般