現役看護師さん、ウガンダへ!
こんばんは!ローザスの小澤です。
今日は、先日の読売新聞で掲載されたこんなニュースのご紹介。
アフリカ東部のウガンダへ、日赤和歌山医療センターの平田こずえ看護師が
派遣されることになったそうです。
ウガンダにおける、自宅出産に伴う感染症の対策のため、
必要な知識の普及や物資の支援、ボランティアの育成などに取り組むとのこと。
ぼくもウガンダに行ったことがあるのですが、
まだまだ貧しそうな地域もありました。
泥と木でつくった小さな小屋のような家に住んでいる人がいましたし、
夜はストリートチルドレンがたくさん寄ってきました。
電気が通っていない地域もたくさんあるようです。
1000人出産当たりに新生児(生後1か月未満の赤ん坊)が死亡する人数、
新生児死亡率を比較してみると、
ウガンダ 31
日本 1
なんと31倍も違いがあるのですね。
一つの命はかけがえのないものなので単純な比較はよくありませんが、
この倍率を30にするだけでも数多くの命が救えるはずです。
一人の専門家を派遣することでそういうことができるのであれば、
本当にすごいことだし、他の地域にとっても希望になりますね。
ちなみに、なんでもこの方、御年40歳とのこと。
その歳になって、新しい場所に行き、
新しいことにチャレンジできることに驚嘆の念を覚えます。
「老いるかどうかは年齢では決まらない、
新しいことに挑戦し続ける限り、その人は青年である」
とオーストリアの哲学者は言っていました。
ぼくも生涯そうありたいと思います。
平田さん、頑張ってください!
ローザス
2013年02月22日カテゴリー:看護師