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被災地支援で徳島県が全国初の試み!!

こんにちは。看護プロの冨浪です。

アツいですね。。
蒸し暑い。
汗かきな私にとって、嫌な季節を迎えてしまいました。

さぁ。本日の医療ブログは、なんと私の故郷徳島県での
取り組みについてです。

「退職保健師を徳島県が22人登録、被災地に派遣」

徳島県は退職した保健師を登録し、県内外で大災害が起きた際、
被災地にチームとして派遣する取り組みを始めた。

このように、退職した保健師の組織を都道府県が設けたのは全国初なのです。
ちなみに、登録した保健師を「プラチナ保健師」と名付けるとも発表しています。

さすが、我が徳島ですね。

今回、プラチナ保健師となったのは、県や各市町村の保健所などで長年活動し、地域住民の健康相談などを行ってきた県内各地に住む40~60歳代の女性たち。災害が起きた際、全員で被災地に向かい、避難所などで相談に乗るなど、被災者の健康増進の手助けをする。また、災害時以外でも市町村や消防本部の依頼で健康相談活動などを行います。

保健師の仕事は様々で、
徳島県は東日本大震災で、延べ120人の保健師を県内から被災地へ送りました。避難所や仮設住宅で、運動不足に悩む高齢者らに阿波おどりの動きを取り入れた体操を伝えたり、プライバシーが守られず眠れない被災者の声を聞くなど、
被災者にとって、小さいかもしれませんが、確実に必要な活動を続けてきました。

しかし、このような活動の中で、
保健師間で情報共有がうまくいかなかったこともあり、各保健師を統括し、効率を高めた組織づくりの必要性が叫ばれていたこともあり、今回のような取り組みに繋がりました。

県は、この取り組みを大きくしていきたいと思っているそうです。

東日本大震災でもそうですが、四国はここ数年、「南海大地震が来る」と言われ続けています。
関西広域連合でも“医療”の役割を担っている徳島(関西広域連合はそれぞれの県が経済や観光など様々な役割を担っています)。

ぜひ、色んなノウハウを蓄積して、いざというときの資産にしてもらいたいですね。

ローザス

2013年04月30日カテゴリー:医療全般