癌を切らずに完治させる臨床試験スタート
こんにちは。看護プロの冨浪です。
前回のブログで小林が
「アンジェリーナ・ジョリー、がん予防で両乳房切除を告白」
を書いていました。
その後の
予防的乳房切除は、既に実施や計画を明らかにしている聖路加国際病院、
がん研有明病院に加え、「計画中」と答えた病院が13施設あった。
また、
卵巣・卵管切除は、同じく既に実施や計画が明らかになっている
聖路加国際病院、がん研有明両病院と大阪大に加え、
「計画中」と答えた施設が12施設あった。
とのことです。
一人の女優の声が日本の医療を変えようとしていますね。
そんな中、私が注目したのは、
『乳がん「切らず完治」へ重粒子線治療の臨床試験を始める』
放射線医学総合研究所(千葉市)は今月、
乳がんに対し、切らずに完治を目指す重粒子線治療の臨床試験を始める。
というもの。
重粒子線は、
がんに強力なエネルギーを集中させられる特殊な放射線で、
骨軟部腫瘍、肺がん、肝臓がん、前立腺がんなどに用いられているが、
乳がんの完治を狙うのは初めて。
前述した通りの動きで、
これから、がん予防で乳房切除する人がこれから増加していくと思います。
ただ、年齢的な問題などで、手術をできない方もいます。
そんな方々の新しい選択肢の一つに重粒子線治療が入ってくれば、
より良く病気と付き合っていける方が増えるのではないかと
感じました。
看護プロ
0120-535-105
2013年05月24日カテゴリー:医療全般