ローザス医療ニュースブログ


結婚より「卵子の凍結保存」

こんにちは。
看護プロの吉場です。

本日は、日経新聞より。

アメリカで活躍する、ナースプラクティショナーが書いている
コラムの内容が興味深かったので
ご紹介します。

 まずナースプラクティショナーとは・・・
  医師ではないが、処方も含めて「診療行為を行う人」のこと。
  看護師と医師との間に存在する職種です。
  日本では同様の職種はまだありません。
  アメリカでは、担当患者を持ち、診察、診断、処方などができ、
  州によっては開業することもできる職種です。
  (この資格を取得するには、2年間程度の厳しい修士課程を一定以上の成績で終え、
  さらに認定試験も通過しなければなりませんので、簡単ではありません)

 

今回、紹介されていたテーマは、
「卵子の凍結保存」のはなし。
結婚より「卵子の凍結保存」を希望する米国女性  米国NPの診察日記

ニューヨークの裕福な独身女性の間では、
卵子凍結を希望する人々がいるそうです。

その人達の多く、8割は
医学的理由なし(不妊などが原因ではない)に凍結を希望する人々で、
平均年齢は38歳とのこと。

コラムで紹介されていた、卵子凍結をした女性曰く、
「子供が欲しくて、焦って気が合わない人と無理に結婚して、
後に離婚調停でお金がかかったり、
逆に年をとってからいい人が見つかって不妊治療代を払うことを考えたら、
今お金を使って健康な卵子を保存する方が、貯金しておくより断然いいわ」と。

ちなみに日本でも、
クリニックを含め約50施設で卵子凍結が行われているようです。

産科婦人科学会のガイドラインではまだ対応なされておらず、
個人クリニックや施設で独自のガイドラインを設けてやっている所が多いようです。
(さっとみる限り、医学的に何らかの理由がある場合を対象としている所が多い)

 

妊娠をする時期が選べる、
最近よく話題にあがる出生前診断もあり、妊娠しても出産するか選べる、

など、この分野でも個人がコントロールできることが増えてきていますが・・・・
良いことなのかどうなのか、
個人的には、判断がつかない所でもあります。

女性としては、この分野がどう進んでいくか
少なからず興味はありますので、
引き続きチェックしていきたいと思います。
看護プロ 吉場

2013年06月05日カテゴリー:医療全般