勤務医の32時間勤務は当たり前?
こんばんは。
看護師プロの吉場です。
今日の雷はひどかったですね。
最近の夕立は東南アジアのスコールのようで、
これからの日本の気候がどうなっていくのか心配です。
さて、今日のニュースですが、
医師の勤務状況についてのものがありました。
勤務医の8割が、当直明けも通常勤務というもの。
勤務医の8割が、当直明けの翌日も1日通常勤務をしていることが
「全国医師ユニオン」の調査で分かったようです。
32時間以上の連続勤務で、医師の半数以上が自身の健康に不安があり。
辞めたいと思った人も6割以上との調査でした。
医師の業務過多や業務時間超過は以前から問題とされ
てきたことですが…
こんな状況で勤務をせざるをえない医師の方は本当に大変だとは思いますが、
患者目線で考えてしまうと、
睡眠も十分に取れていない、疲れ切ったドクターの
診察を受けたり、手術を受けたりするのは不安だと
率直に思ってしまいました。
医師不足の現状を受けて、
大学の医学部では定員数を増やしたり、
地域の診療所との連携や、
軽症での救急車利用を控えるように呼びかけたりと
いろいろと対策はしているようですが、
いつになったら解決の糸口はみえてくるのでしょうか。
過酷な労働状況のもと、
志を持って医師になった方が十分な医療を提供できるような、
患者側も安心して医療を受けられる状況に
早くなればいいなと思います。
看護プロ
2013年07月23日カテゴリー:医療全般