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300年後の平均寿命は200歳??

こんにちは。看護プロの小林です。
ちょっと今回の医療ニュースは趣向を変えて
「ソフトバンク孫社長の講演」についてのお話です。

先日、ソフトバンクの孫正義社長がSoftBank Worldというイベントで「世界へ挑む」と題して講演されました。新30年ビジョンを作るにあたって構想した“300年後の未来”について、大胆な仮説を披露しました。

タイトルの
「300年後の平均寿命は200歳!!」という話もその中で出てきた話です。

話の内容としては、企業としてこれからの30年ビジョンを作るにはこれまでの数十年の経験実績から積み上げ式で考えるのではなく、遠い未来について、これまでの人類進化の実績にもとづいて想像することが重要であるというのが話しの起点です。

※下記は孫社長のスピーチより
最初は「これから30年先はどうなるんだろう?」と思った。しかし、迷いがあるときほど、もっと遠くを見てみると、明らかに大きな流れがよりクリアになってくる。はるかに先の300年後の人類の姿、社会、テクノロジーの進化を徹底して考えてみました。約1年かけて国内外の叡智を集めて考えた。

その中で語られた300年後の世界はコチラ↓
◆2018年にチップは人間の脳を超える!!
コンピュータのトランジスターは、人間の脳細胞と同一の原理。ニューロンに称されるように微弱な電流が流れて、記憶したり、考えたりできる。いまから2000年後も脳細胞の数は変わらないが、ワンチップのコンピューターのトランジスタの数は2018年を境に脳を超える。

◆脳型コンピューターを搭載した知的ロボットの登場
300年後には1垓の3乗倍の数になる。1垓は1兆×1億個。300年後のワンチップコンピュターにはいってる数はそこまで増える。これまで人間は脳細胞の働きが地球上の生命体の中で一番大きな数を保持していたが、それをはるかに上回る機能をワンチップコンピューターが持つことになる。人間が悩んだり、想像したり、クリエーションしたりするのは人間の特権だと思っていたが、コンピューターが自己学習するようになる。

◆平均寿命は200歳にまで伸びる
上記のコンピューターの進化により、医療が大きく進んで、平均寿命が200歳という時代がやってくる。300年前の人類の平均寿命は35歳。戦争や病気で早く亡くなっていた。300年後は200歳。70〜80歳はまだ若いと言われる。

ちなみに、30年後のiPhoneは数百万倍の性能(記憶容量は現在の100万倍。通信速度は300万倍ほど)に。人間の脳の10万倍のトランジスタが入っている状況です。。。

※興味のある方は下記に全部まとめがあるので、ご覧ください。
 個人的には非常に面白いというより「ワクワクする話」なので好きでした。
 NAVERまとめ「【全文】ソフトバンク孫社長が語った“300年後のテクノロジー”予想」
 講演の動画はこちら

あまりに壮大すぎるので、かなりサイエンス・フィクションの世界観に近くなってしまいますが。。。
そんな矢先に、現実ではこんなニュースも

脳を刺激して実際と違う誤った記憶(過誤記憶)を作り出すこと成功(ノーベル賞受賞者の利根川氏ら)

どうしても、直近2-3年で考えると「そんな未来あるの?」と思ってしまいますが・・・確かに想像を超える速度で技術の進歩を感じたニュースでした。

こんな未来が実現した時には、看護師の仕事はどう変化しているのでしょうか。。

看護プロ 小林

2013年08月05日カテゴリー:雑談