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全国初！コンビニ前で「出前型健診」ローソンと提携

 こんにちわ。

看護プロの廣田です。

今日取り上げるニュースは、兵庫・尼崎市の

「全国初！コンビニ前で「出前型健診」ローソンと提携」

というニュースです。

2005年から生活習慣病の発症予防などに取り組む
「ヘルスアップ尼崎戦略事業」を展開し、
健診や保健指導に力を入れてきた兵庫県尼崎市と、
社員の健康を守るために、健康診断を受けない社員やその上司の賞与を減額するなど、
社員の健康維持に力を入れてきたコンビニエンスストアのローソンが提携し、
地域協働事業のモデルとして「出前型健診」を実施するそうです。

 
健診の内容は、身体計測、血液検査、血圧測定、尿検査、医師による診察で、
尼崎市民の場合、16から22歳までと75歳以上は無料、
23から39歳までは1000円で受診でき、

受診希望者は、尼崎市内のローソン各店舗に置かれた申込用紙を用い、
検診を受けたい店舗で予約し、
受診当日ローソンの店舗前駐車場に設置された健診会場で受診するという流れです。
今月20日から尼崎市内の6店舗で各2日ずつ、計12日間、実施予定となっており、
市民にとって身近なコンビニで実施することで、
日頃面談を受けない人や受け忘れた人などの受診につなげたい考えのようです。

 
現代社会に欠かせない身近なコンビニで健診を実施するという斬新なアイディアです！

 
たしかに、健診のために病院にわざわざ出向くよりも日常的に立ち寄るコンビニで
健診を行えば受診しやすいですよね！
欲を言えば、健診の予約がインターネットで出来たらもっと便利かなと思います。

全国の特定健康診査について調べたところ、
私の出身地でもある宮城県が全国TOPの受診率でした。

宮城県仙台市の受診率向上のための対策として下記3点が挙げられています。

・仙台市ホームページ，市政だより，ポスター，パンフレットにより制度の周知を図
ります。
・対象者に個別に受診券や利用券を送ることなどにより，実施率向上に努めます。
・特定健康診査等の対象であるにもかかわらず受診していない方には，文書や電話で
参加を促します。

上記のように、健診の実施方法よりも周知方法の改善に力を入れているのが分かります。

いくら受診方法が便利になっても、そのことが市民に浸透していなければ意味が無いですよね！

検診自体の便利さの改善も重要ですが、
それをいかに周知するかということが大切なのではないでしょうか。

いつか、「出前型健診の看護師求人」とかも、発生するのでしょうか？

看護プロ　廣田

2013年10月11日カテゴリー：医療全般