国立病院は黒字化へ
少し前(8月12日)の記事ですが、興味深いのでご紹介を。
独法化初年度の04年度は黒字病院が47.9%だったものが
2009年度は8病院で経常損益が黒字に転換し、全体の77.8%が黒字化になったとのこと。
うーん、これはスゴイ。
ちなみに、黒字化の要因は
・医薬品や医療用消耗品、会計システムの共同入札
・CTやMRIの共同利用
・平均入院日数の短縮、手術件数の増加等の医業収益の増加
やっていることは、当たり前ですよね?
というか、今まで何やってたんだ?
共同購入なんて、分かりやすく短期間でコスト削減できる上に
医療に与える影響はゼロ。
むしろ、やらない意味が分からない。
国立病院は、黒字化したのだから良しなのですが、
一方で、地方自治体が運営する公立病院は、約70%が赤字。
ここも、何かやりようはあるんじゃないかな~。
公立病院のネットワークを創って、共同購入を促進する仕組みを創るとか。
急がないと、地方自治体の財政を圧迫していますよ!
2010年08月16日カテゴリー:医療全般