ローザス医療ニュースブログ


平均年齢と健康寿命

こんにちは。看護プロの冨浪です。

いきなりですが、
皆さんは、世界の平均年齢をご存じでしょうか?

正解は70歳(2011年時点)

ちなみに、1990年時点では、64歳でした。

日本の2011年時点での平均年齢は83歳
同じく、1990年時点は79歳でした。

これまでのデータで世界の平均年齢は毎年3ヶ月も伸びているそうです。
平均年齢100歳という時代が到来するかもしれません。

その中でも長寿として名高い日本は、
100歳以上の方が2010年には44,449人います。

そんなもんかという印象を持たれる方もいるかもしれませんが、
1930年には310人しかいなかったのです。

まぁ、これに関しては戦争などが影響してはいると思いますが、
この80年での増加傾向は以上ですね。

このまま、高齢者が増えると2050年には100歳以上の人口が683,000人になるとも言われています。

寿命は伸びて、長生きできるからハッピーだ!
という蚊帳もいるでしょうが、
健康寿命はあまり伸びていない事実を見ないといけません。

2010年での健康寿命は、
男性で70歳、女性で73歳。
これはどちらも10年前と大きく変わっていません。

考え様によっては、医療の発展により、
長く生きることはできるが、昔と健康で身体の不安なく生活できる時間は
変わらないとのいうことです。

この間を埋めるのが、ぞくぞくと建設されている介護施設なのでしょうか?

介護施設からの看護師求人は、たしかにたくさんありますからね。。

少し、ネガティブな発言になってしまいました。

ただ、自分の気力や考え方で健康でなくてもやれることはたくさんあります。
最近話題の徳田虎雄さんは良い例ではないでしょうか?

ご本人は、難病に侵されており、眼球しか自由に動かせませんが、
この数十年、日本最大手の医療グループ徳洲会を理事長として動かしてきました。

長く生きられるという事実をポジティブに捉えるか、ネガティブに捉えるかは自分次第です。
楽しい人生を送りましょう!!!

それでは。

2013年10月22日カテゴリー:雑談