強化型訪問看護ステーション!
キャリアブレインニュースでこんな記事を見ました。
【中医協】強化型訪問看護ステーション提案- 厚労省「地域包括ケアの中核に」
・24時間体制で訪問看護に対応できる基幹型ステーションという位置付け
・一定の看取り実績や末期がんなど重症患者への対応を求める
・地域住民・周辺の病院への情報提供
・訪問看護に携わる人材教育
などを想定しているようです。
病院での入院対応から、在宅ケアへの移行の一環としての施策でしょう。
入院ケアから在宅ケアというのは、
病院では対応しきれなくなっているところを在宅で、
という発想ですが、これ、そもそも病院の話しだけではありません。
在宅で見る、ということは、
・医療観点で見る
・日常生活を見る。
という要素があるはずです。
1つ目の「医療観点」に関しては、
今回の訪問看護の強化の話しが出てくる話しですね。
病院から訪問看護へ看護師転職や医師の人材の移転が肝になりそうです。
一方で、2つ目の「日常生活」に関しては、どうでしょう?
家族が見るのでしょうか?介護離職、そういう問題が増えるのでしょうか?
新たなサービスが生まれてくるのでしょうか?
いずれにしても、病院ケアから在宅ケア、というのは、
医療の問題だけではなく、生き方の問題に直結していると思います。
もっともっと、僕ら自身が「在宅ケア」について考える必要がありますね。
本当の目的は、そういうことなのかもしれません。
2013年10月30日カテゴリー:医療全般