門前払い?!
看護プロの白土です。
こんな記事をキャリアブレインニュースで見ました。
医療法人理事長「非医師」審査の適正化を- 厚労省が「門前払い」けん制
===引用===
厚生労働省は3日に開いた全国医政関係主管課長会議で、都道府県の担当者に対し、医師や歯科医師でない人が医療法人の理事長になることを認可するかどうかの審査を適正に行うよう要請した。具体的には、候補者の経歴、理事会の構成などを総合的に勘案し、都道府県の医療審議会の意見を聴取した上で、適切かつ安定的な法人運営を損なう恐れがない場合、認可するよう求めた。
===引用終わり===
これはどういう話かというと、
ルールとしては、例外規定で、理事長は医師、歯科医じゃなくても理事長になることが出来る、というものの、
実質的に、医師、歯科医じゃない場合は、理事の経験が一定以上の年数が必要、とか、黒字である、などの前提条件を必須にしている都道府県がある、ということです。
つまり、門前払いをしていた、ということですね。
つまり、結局、医師や歯科医じゃないと、理事長にはしない、ということです。
もちろん、「前提条件」をクリアすればOKなものの、実質的にはいない、ということですね。
看護師人材紹介をいとなむ僕らとしては、少なくとも看護師もOKにしてほしいものです。
一度くらい、「理事長候補として、看護師紹介してほしい」と言われてみたいものです!
結局、利権争いなんでしょう。
病院は、営利じゃないので、「経営のプロ」が参入してきても、経営することは難しい、という話しも一定理解できるし、
病院は、経営のプロが経営していないので、赤字の病院ばかりなんだ、という話しも理解できます。
やってみるしかないですよね。
どこに、最適解を見出すか。
どの視点で見るか。
大きな視点で判断をしていきたいものですね。
2014年03月05日カテゴリー:医療全般