周産期医療の地域連携
こんにちは。
看護プロの吉場です。
だんだんと暖かくなってきましたね。
東京は昨日、桜が開花したようです。
今週は気温が高い日が多いようなので、開花から満開までの期間も短くなりそうと。
みなさん、お花見のご予定はお早目に。
さて、本日ですが、
キャリアブレインのニュースからご紹介です。
母体と新生児、東京と埼玉が県域越え搬送へ-連携で周産期医療体制を強化
妊婦や新生児などの周産期搬送で、
東京都と埼玉県が県域を越えた搬送体制を構築するそうです。
周産期医療を行う医療機関の減少が背景にあります。
2012年に埼玉県にてNICUを閉鎖する医療機関があった為
緊急対応として東京都が受け入れ。
その後、埼玉県のベッド数が回復した為、
東京からの受け入れも可能になり相互連携ができるようになったとのことです。
少ないベッドを有効に使う、
こういった市区町村や都道府県をまたいだ連携がよりスムーズに
できるといいなと思いますが、
そもそも、小児科や産科閉鎖の理由の一つでもある
小児科や産婦人科医師の減少に歯止めがかけられたら・・・と
思います。
周産期の救急医療に限らず、
特に首都圏等では、お産をする場所を確保することにも苦労しているようで、
出産難民という言葉もある程。
安心して出産や育児ができる環境や体制が整っていてほしいと思いますね。
その為には、産科医や小児科医が
安心して勤務をし続けられる就業環境や、医療訴訟から医師が守られるものを
整えていかなければならないのだと思います。
株式会社ローザス
2014年03月26日カテゴリー:医療全般