看護師の動きをリアルタイムに追跡
こんにちは。
看護プロの柴崎です。
桜も満開が近づいて来ましたが
週末までもつのか、ちょっと心配ですね。。
さて、今回取り上げるニュースは
看護師の動きをリアルタイムに追跡!
という記事になります。
タイトルだけをぱっと見ると、「ストーカー!?」と思ってしまいますが
院内における看護師の動きをリアルタイムでトラッキングする技術を導入することで
看護師のワークフローを効率化させることを考えているそうです。
なにやら、難しいことのように思いますが
簡単に説明すると
看護師・ドクターにセンサーを取り付け、
どの時間にはどの場所にいたかをマッピングしていくわけです。
すると、
・人が集中的に集まる場所(忙しく、さらに手厚い配置が必要な場所)
・人が集中する時間帯(業務の順番を変えたほうが良い?)
等が、手に取るように分かるそうです。
分かりやすく言えば、ICUやオペ室のイメージでしょうか?
看護師の慢性的な不足が叫ばれる日本でも
限られた人数で、いかに効率的に業務をするのかは非常に重要です。
ちなみに、場所はアメリカなので
日本に導入されるのは、もう少し先のことになるのでしょうか?
個人的には、次の一文が面白かったです。
「同病院では、トラッキング技術の採用に不快感を示す看護師もいたという。だが、病院側は「このシステムを懲罰的な方法で用いることはない」と保証しているため、看護師らも徐々に新体制を受け入れるようになった。」
要は、
「私たちが、さぼっていると思っているのを取り締まろうとしているの?」
という、感情的な拒否反応です。
ついつい持ってしまいそうな感想ですよね。笑
どこの国でも、受け取り方は変わらないなと、おかしくなってしまいました。
2014年03月31日カテゴリー:看護師