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介護職員の半分が将来を悲観?!

こんにちは。
看護プロの白土です。

さっそくですが、CBニュースにこんな記事がありました。
介護職員の半数、健康と将来の生活に不安

高齢化が進む中で、介護士と看護師がチームで医療・介護に携わることが多くなってきました。

介護施設の看護師求人をいただく際に、「介護士と上手くやっていける看護師が良い!」と言われることもあります。

看護師さんから見ても、身近な介護士が何を考えているのか、この記事から見ていきましょう。

 

全国労働組合総連合の「介護施設で働く労働者のアンケート調査」の結果、
下記のようなことがわかったそうです。

・6割前後の職員が「腰痛」や「肩こり」などに悩んでいる
・平均賃金は、全産業より9万円あまり低い
・目立つ事故は転倒と転落、原因は忙しさと人員不足か。

介護の実体を表しているんでしょうか。
体はきつく、賃金は安い。そして、事故も起きる・・・
どこかで聞いたことあるような話しでもあります。

一方で、新しい産業にありがちな話でもあるような気もします。
まだ、熟練した人がいない。
新しい産業なだけに、定着率も悪く、より熟練した人は増えない。

なので、プロとしての技量がないために、心身の疲労につながりやすいし、
平均賃金も全体よりも低くなりがち。
そして、事故も起きやすい。

そんな気もします。

介護報酬でキャップが決められているから、売上が伸ばせないからきつい、
とか、
熟練しても、そんなに技量は変わらない、
とか、決めつけてしまっていることが多いように思います。

介護領域でも、とっても、うまく運営している施設もあるし、
とっても、楽しく運営している施設もありますよね。

いいところを見て、楽しくワイワイやれるようになると介護職も楽しい仕事になるんじゃないでしょうか。
そもそも、人にありがとう、と言われる仕事なんですから。

看護プロでは、社員が、介護の現場を体験する研修をしています。
やはり、現場を知らないとイメージもわかない!ということでやっています。
が、そうはいっても、大変ですよね。

僕らも何かしらの一助になれないか、トライしていきます。

2014年05月09日カテゴリー:介護