歯医者さんの衛生管理って大丈夫なの?
こんにちは。看護プロの笠木です。
今日取り上げたいのは、
歯医者さんで使用されている医療機器の消毒が不十分というニュース。
このタイトルそのままですが、記事の内容としては、
歯医者さんが歯を削る際に使っている機器の一部は、
なんと7割が滅菌(=消毒の強力版)を行わず、使い回されているとのこと。
歯の治療といえば、唾液はもちろん、結構血も飛ぶことが多いですから、
これ、ホントに恐ろしいニュースですよね。
実は個人的にも、以前から歯医者さんの衛生管理には不安を持っており、
今回のニュースを見た時は、「ほら見ろ、やっぱり危ないんじゃねーか」と、
叫びだしたい気分になりました。
大きな歯医者さんに行くと、美容院みたいに、
一人の先生がアシスタントとセットになって、
複数の患者を同時に治療していることも多く、
「この先生、患者間を移動するごとにちゃんと手洗ってんのかな」とか、
「ドリルの先とかちゃんと毎回交換してるのかな」とか、
「肝炎やHIVなど、血液から感染する病気になったりしないかな」とか、
以前から気になっていたのです。
今回のニュースで、やっぱり怪しいということなので、
これまで以上に、歯医者さんはよく吟味して選びたいと思いました。
痛くなるまで我慢して何でもいいから歯医者さんに駆け込む、、、
みたいなことにならないように、余裕を持って歯医者さんに
行くようにしなければならないということですね。
ちなみに、この記事、タイトルなどからして、
歯を削る機器の先の部分が使い回されているような印象を与えますが、
使い回されているのは、機器の柄の部分です。
柄だからといって安心できるわけではないですが、
記事の閲覧数を増やしたいという、書き手側の意思も伝わってくる記事ですね。
2014年05月24日カテゴリー:医療全般