ローザス医療ニュースブログ


縁の下の力持ち

こんにちは。
看護プロの宮城です。

いよいよ、6月から4年に一度のサッカーの祭典
ワールドカップが始まりますね。
今日はそんな今にピッタリなこんな記事をご紹介します。

サッカー日本代表チームドクター清水邦明先生Vol.1
サッカー日本代表チームドクター清水邦明先生Vol.2

サッカーだけに限らず
世界で活躍するトップアスリート達には
専属の医療チームが存在したりするのですが
この清水先生の様な代表チームのドクターの仕事は
外傷を中心とした障害の対応や予防だそうです。

基本的には、合宿や大会中に最高のコンディションを保ち
パフォーマンスを発揮出来る様管理する事が目的ですが
選手達は所属するクラブチームや実業団から年俸を受ける立場の為
選手達が所属チームに戻るときに
コンディションを落とさないようにする事も仕事なのだとか。

また、障害発生時には
怪我の程度はどのくらいなのか、プレーは可能か、中止するなら何日間なのか
など的確な判断が求められるそうで
これを見誤ると、選手達の今後を左右してしまう事にも繋がりかねません。

ミランの医療スタッフを批判する代表チームの医師「パトに対する治療を間違えていた」

代表チームのドクターには
確かな技術や知識、判断力が必要なことは勿論
スポーツを愛する気持ちと
チーム・選手を精一杯サポートするという気持ちが大事と綴られています。
確かに、自分自身がスポーツをしていた経験があれば
怪我をした時の選手の気持ちをより理解出来るでしょうし
チーム・選手を精一杯サポートする気持ちがあるから
決して表舞台には出てこない、云わば縁の下の力持ち的仕事に
遣り甲斐を感じれるのだと思います。

そして、そんな医療チームが支えてくれていて、信頼しているからこそ
選手達も安心して、全力で試合に臨めるのでしょう。

昨日行なわれた、日本代表対キプロス戦で
見事ゴールを決めた内田篤人選手も
ゴール後駆け寄ったのは、医療スタッフの元でした。
素敵な信頼関係だと思います。

スポーツ医療に関わらず
医療の現場でも、医療従事者と患者の間で
より良い信頼関係が結ばれていくといいなあと思います。

ちなみに、スポーツ系に強い病院やクリニックの求人もちらほらありますので、お問い合わせを!

それでは本日はこのへんで。。
また次回の記事でお会いしましょう!

2014年05月28日カテゴリー:医療全般