ローザス医療ニュースブログ


目指せ!国民総健康体!

こんにちは!看護プロの天野です。

本格的に梅雨が始まり、天候に一喜一憂する日々が続いております。
私は、せいぜい湿気で肌がべたべたすることに不快感を覚える程度ですが、
体調に影響が出る方もいらっしゃると思います。
たまにはカラッとした日が来て欲しいものですね!

そんな中ご紹介したいニュースはこれです。
「健康診断を受診しないと保険料引き上げも 政府が検討」

健診は、企業や学校単位で実施ことで外注すること多く、「企業内健診の求人はありませんか?」と聞かれても

なかなかご希望に応えられずに、心苦しいのですが。。

それは、ともあれ記事の内容を見ていきましょう!

「政府は6月に策定する成長戦略の中に、健康づくりや予防に熱心に取り組んだ公的医療保険の加入者に対し、保険料を軽減できる制度を導入することを検討する。医療費の伸びを抑えることが目的だという。一方、対象であるにもかかわらず特定の健康診断を受診しないなど、予防に無関心な人の保険料は、引き上げる方向で検討する。6月5日、毎日新聞などが報じた。」(記事より抜粋)

まとめるとこんな感じでしょうか。
政府「健康管理に気をつけている人は、保険料を下げ、無関心な人は保険料を上げます!」

特定の健康診断を受診しないなどと規定が設けられているようですが、受診できるところが家から遠いと大変ですね。
今以上に健康グッズの売り上げが上がりそうです。今度はスーパーから何が無くなってしまうのでしょう。

「個人の保険料増減の目安となる指標としては、メタボリックシンドローム(腹部肥満)検診などの特定健診を受けているか▽健保や自治体が手がける健康づくり(運動プログラム)に参加したか−−などを想定している。今の保険料は所得に応じて決めており、新たな基準で徴収額を決めるには法改正が必要となる。
また、積極的に特定健診を受ける加入者に対し、各健保が健康グッズと交換できる「ヘルスケアポイント」や現金を支給できる仕組みを推進する。保健指導などの取り組み状況に応じ、各健保の高齢者医療費への拠出金を増減する現行制度についても、加算・減算率を拡大するなど強化する。」(毎日新聞「成長戦略:健康予防で保険料を増減 政府検討」より )

メタボかどうかの検診を受けたか、自治体の運動プログラムに参加したか等々が想定されているようですが、そんなことより現金支給に驚きました。
積極的に特定検診受けるとお金が貰えるなんて! まだ詳細はわかりませんが、皇居の周りが賑わいそうですね!

医療費を減らす為に、国民みんなで健康になろう!という計画でしょうか。
健康な時ってどうしても不健康なことしてしまいがちですし、定着したら今以上に寿命が伸びそうです。
国民みんなで健康を目指した時、やむを得ず不健康な人は肩身が狭くならないでしょうか。
保険料は別にして、また別の問題が生まれそうだと私は感じました。
みなさんはどうでしょうか。

株式会社ローザス
看護師転職の看護プロ
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2014年06月06日カテゴリー:医療全般, 雑談