身近な音。癒されたり、元気になったり。
こんにちは、看護プロの天野です。
マンションの廊下や街路樹の脇に、ひっくり返った蝉を見かけるようになりました。
気のせいでしょうか。今年はあまり蝉の鳴き声を聞いていない気がします。
あまりの暑さに蝉もやられてしまったのか。あのうるさい鳴き声も聞かないで夏が終わるのは寂しい気もします。
しかし、夏はまだまだ終わりません!
うるさい蝉も耳元で飛び回る蚊もこれからますます増えるでしょう!
今日はそんなストレスの原因になりがちな「音」が「癒し」を与えてくれるというニュースをお届けします。
「高周波音で癒やし 専用再生機を医療に活用へ」
(2014年8月5日 読売新聞より)
一般的なスピーカーでは再生できない高周波音を用いることで、人が耳では聞くことのできない高周波音が「癒し」を与えるということを証明しました。
続けますが、「すっごい高くて聞こえない音で知らず知らず癒されることが証明できました!」というニュースです。
以前モスキート音という文字通り蚊の羽音のような音が、若者にしか聞くことのできない・一定の年齢になると聞こえなくなるというニュースが話題になりました。
普段何気なく聞いている音も人によっては少々違うように聞こえているのかもしれないのは衝撃的ですよね。
そんな気づかないからこそ、あるのかわからないような高周波数で癒されるっていうのは、得したような気分でもありますし、ちょっと怖い気もしますね。
具体的にどんな効果があったのかと言いますと、
「20~70歳代の男女26人に、凛舟(癒しの高周波を出す装置)と一般的なスピーカーからそれぞれ高周波音が多い楽器音などを聞いてもらい、脳波の変化を測定。その結果、スピーカーより凛舟の方が心地よく感じることが証明された。独自の基準である「快」が平均で36%上昇し、「不快」は同55%減少したという。」(記事より抜粋)
実験では、みなさん癒されてますね。
しかし、「なんだか疑わしい」「癒されるって思い込みじゃないか」という気持ちになる方もいると思います。
そこで、もう一つ音に関するちょっと前のニュースをご紹介します。
「イグ・ノーベル賞 新見正則さんオペラ椿姫で移植した心臓が長持ち」
(2013年11月7日 読売新聞より)
昨年のニュースではありますが、イグ・ノーベル賞で驚きの研究結果を発表した日本人がいました。
内容は、移植された心臓は免疫機能の働きで拒絶反応が出て、心臓が止まってしまうが、特定のオペラを聴かせることで、心臓が長持ちしたというニュースです。
要するに「特別な音を聞くことで、免疫機能に影響がある」というニュースです。
高周波音に引き続き、の信じられないような研究結果ですね。
しかし、クラシックを聞かせ育てた乳牛は乳のでが良くなったり、鳥は卵をよく生むようになるという話もあります。
そう言われて見れば、免疫系に特徴を持ったクリニック求人も最近見かけたような。。
今後も科学の発展が医療技術に影響を与え、一人でも多くの人が元気になれる日が来るといいですね。
では、今回はこの辺で・・・。