看護師に特化した転職サポートを行う 「看護プロ」がお届けする、医療関連ニュース。

あんぱんで老化を防止

こんにちは、看護プロの宮城です。

すっかり気候も秋めいてきましたね。

秋と言えば、スポーツの秋・読書の秋・食欲の秋・・・

ということで、本日はこんなニュースをご紹介します。

老化防止あんぱん開発・・・栃木・大田原

私は、北関東の看護師さんの転職をサポートしているので、やはり北関東の記事に目が行ってしまいます。

栃木県大田原市の産学官連携グループ「与一の里ネットワーク研究会」が

老化防止効果が見込めるあんぱん「大田原与一あんぱん」を開発したそうです。

あんぱんで老化が防止ってどうゆうこと？と思ったのですが

記事によると、つまりは「老化防止に効果があると言われている

アントシアニンを多く含んだガーデンハックルベリーの実を利用している。」

と言う事でした。

ちなみに、アントシアニンと言えばブルーベリーですが

ガーデンハックルベリーには、アントシアニンがブルーベリーの2倍含有されているのだとか。

人は年齢が進むにつれて、体内の活性酸素も増えていきます。

活性酸素が増えると、老化現象が進み

糖尿病やがん、心臓病や脳卒中などの病気を引き起こす原因にもなるのですが

アントシアニンは、その活性酸素を撃退してくれる働きをすると言われています。

ブルーベリーやガーデンハックルベリーをそのまま食べろ！と言われると

ちょっと嫌ですが、あんぱんなら食べたくなるので良いかも知れないですね。

ちなみにちなみに、最初にちらっと書いた「産学官連携グループ」とは

地域経済活性化の為に、医療福祉関連産業が中心となり

既存の企業、研究機関、大学、医療機関などとのネットワークを構築、連携し、

様々な事業を展開する、というもの。

大田原市では、平成16年からこの事業を推進しており

「与一の里ネットワーク研究会」はこの事業の活動の一つです。

大田原与一あんぱんは、元国際医療福祉大学病院教授・佐藤拓夫さんの指導のもと

同市内のパン屋さんと同市内の農家が共同開発し

同市内のまちづくりカンパニー内の施設で販売される事で

地域経済を活性化させる、という狙いなのでしょう。

せっかくなら、東京都内のアンテナショップとかで販売したら良いのに

と思いましたが、そうすると目的がずれてしまうんでしょうか？

いずれにせよ、そういった取り組みにより

地方都市の産・学・官・医それぞれに相乗効果が現れるのは

良い事だなーと思いました。

それでは、今日はこの辺で・・・

また次回の記事でお会いしましょう！

2014年10月08日カテゴリー：医療全般