ローザス医療ニュースブログ


糖尿病に新たな可能性

こんにちは、看護プロの天野でございます。

カレンダーを見ると、いつの間にか10月の後半に差し掛かっていて、
あっという間だなと時間の速さを感じながらも、
ハロウィンてまだなんだな、とも思いました。
例年に比べてジャックランタンが出てくるのが早いですね。
それだけハロウィンが浸透してきたのか、お菓子業界の努力が実を結んだのか。

お菓子業界の努力も相まって、秋は食べ物の魅力が一段と強いですね。
寒くもなってくるので、運動も気持ち的に出来なくなってきます。

偏食・運動不足が結びつくと糖尿病のリスクも頭にチラつきます。
今回は糖尿病について最近取り合えられたニュースをご紹介させて頂きます。

「糖尿病の新薬に可能性」

血糖値を調整するインスリンについて、神戸大学教授らのグループにより、
新たな仕組みが突き止められたようです。
インスリン分泌の際に、グルタミンが関与していることがわかりました。

エサを食べたマウスが小腸からインクレチンを分泌し、
インクレチンが膵臓の細胞に達すると、
グルタミンがインスリンの分泌を促すようです。

現在主流の薬は、インクレチンの作用を利用しているようですが、
これにより、別のアプローチからの薬ができれば、
薬の効きが悪かった人にも薬の恩恵がありますね。

「糖尿病の治療法 真実は」

糖尿病の内科医が、日本の糖尿病の欺瞞を暴くというセンセーショナルな記事ですが、
皆さんの目にはどのように写るでしょう。
私は身近に糖尿病に悩まされている方がいないこともあり、
なんとなく「ジャンクフードばかりは体に悪いだろう」「肥満になると病気になりそう」といった曖昧な健康意識しかありません。

ただ、この会社に入社して透析の求人=患者さんの多さには、驚かされました。

やはり、知識としてはあっても、周りにそういった人がいないと本格的に気をつけることはないのかもしれません。。

 

それにしても、今まで信じていた健康知識が間違っているとわかった時、ショックは大きいですよね。

新情報にアンテナを張りつつ、変わった常識をすぐに受け入れなければいけない。
なかなか納得できることではないですよね。

心身共に健康であることは難しいですが、
寒くなってきますので、少しいつもより意識してもいいかもしれません。
ご自愛くださいませ。

 

 

2014年10月20日カテゴリー:医療全般, 雑談